『第1回デュナン家家族会議』

 

※一部、青少年の育成に有害な発言があります。(でもそこがメインです。>笑)

 

 

デュナン家緊急会議が勃発した。(欠席アオイ君、不参加ユイ君)

「今日は何故ユーリグさんがあんなにも僕らに対して過剰に反応するかについて会議しようと思います!」
「いや、普通自分の兄弟が同性に狙われてるって知ったら、排除しようと思うんじゃない?」
「でも流石に、刃物までは持ち出さないと思うんだけど…;」
「僕にとってもそこの辺りは大事なことだから!一緒にじっくり考えよう!」
「ていうか、まずこの会議って何さ?」
「シャラップ!ハズミさん!!命にかかわることなんですから真面目にやって下さい!!」

確かに命にかかわる。
その辺りは事実なので、ハズミ君もまーねー…と同意はした。
…というか、デュナン家全員が多かれ少なかれ、お隣のマクドールさんに好意を抱いているのだから、その辺りはとても大事な問題だ。

「じゃあ、僕から意見を言いますね、―――昔にでも、マクドールさんらが何かの性的被害にあった事があるんだと―…」

ズビシッ。
レン君とハズミ君から同時に、チョップと掌底が入った。

「カナタ…冗談でも、口にした事が原因で死が訪れることもあるんだからね…」
「このバカナターー!!訴えられるよ!不敬罪か何かで!!;」
「そうだよっ!ユーリグさんがそんなっそんな性的な悪戯とかされたことがあったりしたら…!」
「違います!;冗談とかでなくて…!…ていうか、リクさん鼻血出てますよ。」
「え?せ、せいてきな?何??;」

死亡フラグを回避する為に、必死の会話だ。

「そうじゃなくて!ほら、マクドールさん達全員かなりの美人さんじゃないですか!」
「それは…うん、」

否定出来ない為、誰ともなく頷いてしまう。

「ちっちゃい時だったら、かなり可愛いかったと思うんですよ!しかもあのお家を見た所、かなりのお金持ちさんだと思いますし〜」
「あ、誘拐。」
「なるほど…」

どこがどう性的被害に繋がるのか不明だが、その線なら納得だ。

「未遂でもかなりショックだもんね…」
「いえ、きっとふとした弾みで誘拐が成功しちゃうんですよ…偶然、マクドール家のSPの手を掻い潜り、1人のペ●誘拐犯がマクドールさんの1人を誘拐するのに成功したんです!」
「え、えすぴぃ?;」
「いるの?そんなの?;」
「想像です!想像!で、その誘拐犯は当然金銭を要求する為にマクドールさんを誘拐したんですけど!あどけなくも可愛らしく怯えているマクドールさんに、欲望を抱き!要求したお金が届くまでの暇潰しとばかりに手を伸ばすんです!!」
「ええっ!!;」
「ぎゃーーーっ!!(鼻血)そ、それでそのマクドールさんってどうなったの!?それってユーリグさんッ!?」
「ちょ、リク…落ち着きなよ」
「それはどうかわかりませんけど。犯人からマクドール邸に電話が入った時、拡大された音声の中には犯人の声とマクドールさんの泣きじゃくる声が…こう、『ふぇええぅっくもうおうちかえるっ…もういやぁ…かあさまとおさまぁ…』と舌っ足らずな声が…」
「おーい…いい加減、殴ってもいい?」

こう、気まずそうに視線を泳がせ、赤面するハズミ君。微妙に声に力がない。

「仮にユーリグさん以外のマクドールさんとして、その声を聞いた幼いユーリグさんはかなりのショックを受け!それでも無事に帰ってきた兄弟の姿を見て、もう二度とそんな目には合わすまいと!ご兄弟に近付く輩を、武力介入によって殲滅を始めたんです!!」
「ユーリグさーん…!!(涙)」
「ヒロさんは!?それってヒロさんは無事!?」
「…ここまで来ると、妄想も一種の才能なのかと思えるね。」
「…の、ノーコメント!;僕は何にも聞いてない!!」
「他には痴漢とか変質者の類も考えられますね!小学生くらいとして!」

 

「―――人の兄弟達の肖像権を勝手に侵害してるのは、誰かなぁ…?」

 

フフ…と、冷え切った声が、居間に響いた…。

 

 

―――第1回デュナン家家族会議、血祭りにつき中止!(後に、ユーリグさんは差し入れに来た際、アオイ君と偶然出会い、一緒に上がって来たと判明。)

 

 

 

(注意☆特定のマクドールさんをイメージして書いてはいません。>吐血笑)