その51
「今からドンキ行くけど、何か買ってくるものあるー?」
と、リク君は何でも置いてあって安いような高いような店の名前を言った。
「ん〜今は特にないや」
「じゃあジュースで。」
「あ、じゃあ僕はブラックサンダーで♪」「――――え?(汗)」
リク君心の声:な、何それ?;呪文か何か!?
「ぶ、ぶらっく…?」
「あ、箱でお願いします☆」
「それ買い過ぎじゃない?」
「え!?(箱で買うような物なの!?)」
「じゃあお願いしますねー♪」ブラックサンダーって何さぁああああああああ!;
(初めてその商品名を聞いた時、呪文!?;ってなったのをリク君に代理でしてもらいました>笑)
その52
「カナタ、もらい物だけど…よかったらイチゴ食べない?」
「―――それ何ですかっ!?;」
「え、だからイチゴ…;」ズザザッ!と怯えたように後ずさった少年に、カイルは困った顔で立ち竦んだ。
「いや、だってなんか大きいですし!一個ずつ等間隔に並べられて包装されてますしっ!?まるでお姫様のごとく!!;」
「えっと…;もらい物だから…」
「味の方は…っ;」差し出すカイルに、恐る恐るカナタはつやつやと真っ赤なソレを手にした。
…一部の隙もなく、真っ赤に熟れている。――ぱくっ…もぐもぐ。
「………甘いですっ…酸っぱくないです!」
「?; ジャム用じゃなくて、食用だから…」
「―――世の中、練乳かけずに食べるイチゴっていう物も存在してるんですねぇ…」
「……………(汗)」※練乳イチゴだっておいしいです。
その53
「…ピー●ーラビットってどんな話でしたっけ? ニンジン畑を荒らしたウサギが、おじいさんに見つかって皮を剥がれかける話でしたっけ??」
「そんな殺伐とした話だっけ!?;」パソコン片手に、そんな恐ろしいことを聞いてくるカナタに驚愕した声を上げてしまう。
「というか、突然何?;」
「いえ、カイルさんとの会話のネタに、絵本の話でもと思って検索してたとこです。」
「図書館で読む気はないんだ…;」
「絵本コーナーでですか?」
「…ごめん、僕が悪かった;」さすがに、男子高校生に絵本コーナーはキツイものがあった。(思春期特有のプライド的に)
「――しかし、この『ガラガ●ドン』って話はどう受け取るべきなんでしょうか? 兄弟の信頼?それとも化け物を騙した策謀への賞賛でしょうか?」
「絵本でそこまで考えるかなぁ?」
「例えばですよ?」
〜デュナン兄弟でガラガラ●ン〜
一番末の子供カナタが言いました。
「わ〜僕より後に来るリクさんのが大きいから食べごたえがありますよー!;」
二番目に来たリク君が言いました。
「うわあっ!;僕より次に来るユイ兄のが大きいから食べごたえがあるよ!」
ずーん。
ユイ君VS化け物
「…ってな感じで、何か信頼とかでないお互い犠牲の押し付け合いに見えると思います!」
「キャストのチョイスが悪いと思う!;」
「でも、マクドールさんとこだと、お互い庇い合いになって別の話になる気がしますね〜」「へえ」
「「はっ!!;」」
ユイ君が来て強制終了。
その54
――シャッ…シャシャシャ…
「うーん…」
方眼紙を前に、カナタは眉を顰めながら鉛筆で何やらデザインを描いていた。
「あれ?カナタ、設計図なんか書いてるけど、何か作るの?」
「そうなんですよーお菓子を少々。」………?
「…お菓子って言った?聞き間違え?;」
「何言ってるんですか!もうすぐハロウィンですから、お菓子の設計図を完成させないとなんですよ!」
「設計図!?;」何作ってんのー!?(A.お菓子の家)
「…カナタのは、お菓子作りって言うより、実験?って感じがする…;」
「器用っちゃー器用だけどね〜砂糖細工とか任せたらとんでもないことになりそうだよ…」
その55(本当はクリスマス頃にアップしたかった代物。)
「カナターーーっ!!あんにゃろー!どこ行ったぁああーッ!?」
「ちょっ!;ハズミどうしたの!?」青筋を浮かべ怒り心頭中のハズミ君の姿に、慌ててリク君がどうどうっと抑える。
「リク!あのアホどこいったか知ってる!?」
「いや知らないけど! …というか、またカナタ何かしたの?」
「そりゃもう!洒落にならないことしてくれやがりましたとも!」怒りのあまりか、言葉がおかしくなっている。
原因はその手にあるホールケーキのようだ。「見てよリク!」
「それってお隣さんの所に持っていくって言ってたケーキだよね?」僕もユーリグさんの所に行きたかったなぁ…と呟きつつ、ふとケーキの上の飾りを見ると―――…
砂糖菓子で出来た、タキシードを着たハズミ君と、ウェディングドレス仕様のルレンさんがいた。
「いつの間にか飾りがすり替えられててさ…死ぬかと思ったよ!!」
「うわぁ…;ちゃんとハズミとルレンさんってわかるようになってるのが凄いね…」まさかのウェディング仕様に、箱を開けた瞬間にブリザードが吹き荒れたらしい。