SSその6


「ん〜」

ベットにごろーんと寝転がったまま、2主家末っ子カナタは、ノートパソコンを弄っていた。
アダルティさ満点の迷惑メールをShiftキーでまとめて消すと、特にする事もないのか、そのままメールソフトとパソコン本体も終了させる。

「………う〜ん。今気付きましたケド、家って男所帯なワリに、青少年の健全なる欲望的雑誌ってありませんよね〜…」

人のコト言えませんケドーと、退屈しまくった口調で呟き、起き上がる。

「―――ハッ!そうです!青少年と言えばヤバ気なモンは布団の中とかに隠してるのに違いありません!!」

カッ!!と目を見開くと、嬉々としてリク君の布団を引っぺがしにかった…。
そこにあったものは…!!


――――ユーリグさんの写真だった…。


「……………」



―――リクさん…何で写真、枕の下に隠してるんですか…
―――…カナタだって、カイルさんの写真持ってるでしょ…?
―――…失敬な!僕は携帯の待ち受けで持ち歩いてますよ…

 

SSその7

「…カナタ?」
「あ♪カイルさん☆こんにちわですー」
「こんにちは…何してるの?」

そんな所で、―――と。カイルはごみ箱の影に潜む少年に言った…。

「かくれんぼです♪」
「そうなんだ…」

にこにこ笑って言うカナタの言葉に、何となく納得させられるものの…

「―――だから、ハズミさんが通り掛かったら僕はここにはいないって言って下さい。
「今度は何したの!;」

(勝負ケーキを食べました。)

 


SSその8

―――布団を捲くるとそこには本、カッコホラー漫画カッコとじるがアリマシタ。

「何これ?;」

思わずリク君も固まってしまう。
それは、ゲームから派生し、映画にまでなった割りとマニアックに有名な作品のようだ。

―――何故こんな所に?

しかし、犯人の検討を付けるのはそう難しい事ではなく…ふと兄弟の寝る布団を見た所、妙にカナタの布団が膨らんでいた。
…こう、うずくまるような形で。

「カナタ、コレって何?;」
「それはですねー!!;某有名ゲームの漫画になったヤツです!!」

布団の中からくぐもった声。

「「……………」」

沈黙。
後、

「また読めないのにこんな怖そうな漫画読んでーッ!!大体僕このゲーム知らないしっっ!!;」
「大丈夫です!;恐怖で出だしだけでやってないソフトはハズミさん(熟睡)の布団中に入れときましたから!!」
「ハズミーッ!!;何で起きないのーッ!?」
「あ!リクさん!今日は電気消しちゃダメですよ!;危ないですから!!」
「何が!?」
「ヤツらが来るんです!!ヤツらは明かりを消すとやって来るんですーーー!!」
「アオイ兄の部屋に行けばいいでしょ!(怒)」
「それは最終手段ですーーー!!(号泣)」

ドガンッ!!(怒)

隣の部屋から壁を蹴る音が響く。それも当然だろう、かなり煩いのだから…。
しかし、それが更にパニックを呼んだ。

「〜〜〜〜〜ギャー!!;屍人がーッ!!屍人が来ましたーー!!」
「どう考えてもユイ兄でしょ!;あれ!!;」
「うびゃーーっ!!(泣)」

…2主家の、数ヵ月単位でよくある光景だった。

 

 

SSその9

カナタからルレンさんへのメール。
それは、何故だか可愛い生き物写真集のようなメールだ。(※近所で見かけた動物写メを送っているらしい)

ついでに…

―――――パシャッ☆

「…っぷ。『今日のハズミさん』送信っと…(笑)」

 

『今日のハズミさんは、安売りセールで疲れてるみたいで、
かなり早く寝てました☆
何しても起きませんヨ(>ω<)b

 ↓次に会ったら労わってあげてください♪       』

(添付画像 寝てるハズミさんの口に丸ごとポッキー(笑))

 

ちなみに、コレがバレた日が、カナタの命日だろう。

 

SSその10



「今日の晩ご飯のおーかーずー☆…を、買ってきてってハズミさんから頼まれましたけど…何買うんでしたっけ?

一番大事な部分を忘れたカナタは、スーパーの前で悩んでいる。
早くしなければ売り切れてしまうというのにも関わらず、かなりのんびりしている…。

「うーん!うーん!;確か何かの歌になってたヤツの材料っ…!………コロッケ?やっ何かもーちょっと汁っぽかった気がします…!」

どうやら完全に忘れたようだ。

「―――カナタ、」
「はっvvカイルさん!今帰りですか!?」
「うん、カナタはお買い物…?」
「いえっ!(断言) お隣なんですからv一緒に帰りましょう〜♪♪」

カナタはあっさりと買い物を諦めた。

 

「で、頼んでたのは?」
「…温かいクリームシチューの材料?」
「それは矢ー野ー●子ー!僕が頼んだのは谷山●子、ポトフの材料。」
「ああっ!そっちでしたか!」

正座させられたカナタは、お玉を片手に持って仁王立ちするハズミ君に、謝る様子もなくぽんと手を叩いている。

「ちょっと待ってて下さいね!」

と言うと、カナタは立ち上がり――――リク君を引きずってきた。

「はい♪セコイ奴くっちゃくっちゃ喋る奴です♪」
「………よーしっ。まとめてポトフにしてやる!
「ハズミー!?僕は関係ないよね!?ねえ!?;」

終(お奨めソングを聞いてみたので、早速ネタに…してしまいました!;すみません!>吐血 そして、リク君が被害者だったのは理由はないです!;(土下座))