SSその16

 

カナタがお土産にハチミツをくれました。

「…なんでこんなにも…?;」

どっさりとハチミツが目の前にあります。(軽く1ヶ月は食べれる程に)

「えへv色々種類あったんで、つい♪ カイルさんの喜ぶ顔が見たかったですし〜♪ …それに――」

 

「カイルさんがハチミツ食べてるところが見たくて…♪」

 

ゾクゥッ。

「!?;」

どこからともなく感じた悪寒に、カイルは一瞬辺りを見回す。

「あれ?どうかしましたか〜??」
「??; 何でも、ない…かな??;(多分…;)」

 

目の前の危険を察知出来ないカイルさん。(ハチミツは家族でおいしく頂きました。)

 

<ふと、ハチミツをスプーンですくって食べるルレンさんを妄想した所から発生したネタ。(何の妄想してるのー!?;)>

 

 

SSその17

 

マクドール邸、動物番組鑑賞中。(主にルレンさんとカイルさんが鑑賞)

 

『オットセイの赤ちゃん達です』

「わぁ……♪」
「可愛い…っv」

『(中略)―――海鳥達は、その大きなくちばしで赤ちゃんオットセイを狙います。』

「………(どきどき)」
「………っ…」

『大きなくちばしで狙われた赤ちゃんオットセイ達は、抵抗する事も出来ません。
  追い立てられ、逃げるように岩の上を登っていきます―――ああ!一匹の赤ちゃんが沖の方へと泳ぎだしてしまいました!』

「っ……!!」
「!!」

『海鳥達に囲まれた赤ちゃんには、逃げ出す事も出来ません。
  ―――そんな中です、大人のオットセイが助けに来ました。』

「わあ……!」
「あっ…!」

『大人のオットセイに助けられるように、赤ちゃんは無事に岸に辿り着くことが出来ました。』

「良かったねっ……!」
「良かった…っ!」

「………(じぃっ)」
「ユウさん?」
「いや、番組よりもルレンとカイルを見ている方が、面白いと思ってな。」

 

<海鳥VSオットセイという番組を通りすがりに見て妄想(笑)>

 

 

SSその18

 

縫い縫い縫い!――プチッ。(玉止め)

「よーし♪完成しましたー☆ネットオークションにかけようと思って作成したミックミクのコスプレ衣装! 何気にカイルさんでも着れるサイズになってるんですけど、カイルさん着てくれませんかね〜♪」

もちろんその場合は売りませんけど!…と、奇妙な衣装を持ったカナタ。

「…うん、自ら死地に赴きたいって言うなら僕ぁ別に止めないよ〜?」
「え?何がですかー?(うっきうき♪)」

多分頭に花でも咲いているらしい。

 

 

SSその19

 

「ハズミさんーーっっ!!ちょっと聞いて下さいよ!!(怒)リクさんがゲームの邪魔したんですーー!!もうちょっとでクリア出来たのに!!」
「だからごめんってば;」
「…あのさ、僕夕食作ってるんだけどさぁ?」
「ゴメンじゃすみませんよ!もうちょっとでマ●オクリア出来たんですよ〜!チーズブリッジの隠しゴールに向かう為に何人のヒゲ親父が犠牲になったと思ってるんですかー!!(怒)」
「今更マ●オ!?」
「ていうかヤな言い方!」
「そんなもんいいから!2人ともちったぁ夕飯作り手伝えって!」
「断固として断ります!!」
「大体、僕が邪魔しなくてもアレ絶対クリア出来てなかったでしょ〜?;」
「あっ!(怒)そんな事言いますか!?クッソー!家出してやります〜!!!(怒)」
「たまには手伝えー!」

ギャースギャースと、デュナン家はいつものごとく騒がしい。

 

 

SSその20

 

カナタが拾ってきたにゃんこ3匹が、まだマクドール家にいた頃の話…。

「カーイールさーん♪」
『カナタ?ちょっと待ってね…;』

チャイムを鳴らし、インターフォンでカナタは小学生のような呼びかけをしていた。
本日、休日。
ユーリグさんが留守にしていることを確認し、カナタはマクドール邸に遊びに来ていた。
いわゆる間男的行動だ。(?)
ドアの向こうから、とたとたと足音が近付いているのがわかり、カナタはわくわくと待ちきれずにドアノブに手をかけた。

「カイルさん♪猫共の様子はどうですかー♪」

口実をるんるんと口にしつつ、ドアを開いたのだが―――…

 

「待って!開けないで…!!」

 

「え?」

シュバッ!シュバッ!!
…少し開いたドアの隙間から、小さな影が2つ飛び出した。
猫だ。
興奮した子猫が2匹、大ハッスルで追いかけっこをして飛び出して行った。

「あ…;」
「…ごめんなさいです。」

我も我もとカイルの腕の中でじたばたともがいているラスト1匹の子猫を見て、大体の予測はついた。

「外に出ちゃった!?;」
「いえ、庭の方に行ったんでギリギリセーフです。;」

カイルはその言葉で慌てて(猫を手にしたまま)庭へと回る。

「待って下さいー!;」
にぃ。
「………」

ふと足元を見れば、よく見慣れた黒猫さんが1匹。お目付け役なのとばかりに佇んでいた。
ハッスルした子猫とは似ても似付かぬその大人しさは、まさしくマオ嬢だ。

「…マオさんは家猫オンリーさんでしたっけ?」
ナァ

マオ嬢はそんなことはどうでもいいとばかりに一声鳴いた。
そして、カイルを追いかけるカナタの後をととと、と続いた。

 

 

しゅたた!したた!
先を行く子猫が木に向かって飛びつき駆け上ると、続いて追っていた子猫も飛びつく。
それに気付いた上の子猫は、後ろ足で細い木の幹を蹴ると、身体を捻って宙をジャンプ、そして地面に着地した。
…で、残った子猫は追いついたカナタの姿に気付くと、前足と後ろ足で木の幹に抱きついたまま、まじまじとまん丸お目目でカナタを見つめていた。

「…そんなに見られても、大ハッスル大会ですねーとしか感想は言えませんよ!」
「カナタ…;」

子猫に向かって何言ってるの?;とカイルも困り顔だ。

 

「それにしても、子猫って元気ですね〜。」
「マオさんが大人しかったから余計にね…;」

にぃとカナタとカイルの間に座るマオ嬢が、同意を示すように鳴いた。
…しかし、親(?)の欲の目が入る為、実際に大人しかったのかどうかは定かではない。
まあ、現在の所、大人しい美猫であることは間違いはない為、カナタは何も言わなかった。
…ただ、2人きりではない空間に溜め息を吐くばかりだ。

「アレですねー…どこか2人だけの世界に行きたいもんですね〜…」
「え?」

3匹の子猫は(多少落ち着いたものの、)団子になってジャレあっているわで、ムードもへったくれもない休日だった。