SSその26
画面の中では、今まさにこれでもかー!というくらいに主人公が追い詰められていた。
悪霊に呪われ、かなりの犠牲者が出ているのかスプラッタな音と悲鳴が絶えず響くという、まさにクライマックス。
所謂、ホラー映画だ。「ひぃー!;ふ、ふはははははっ…!;は、ハズミさんそろそろギブアップしたらどうですか!?そろそろ限界ですよね!?僕は余裕ですけどー!!;」
「あ、アオイちゃんにくっついて何言ってんのっ!どう見ても強がりだよねぇ!?;どわーー!!;」…そこで謎のやり取りが行われていた。
「…怖いのなら、消すぞ?」
「「ダメ!;(です!;)」」背中と足に弟をくっつけたアオイ君は、(本人は迷惑そうではないが)見るからに暑苦しい様子だ。
「う、うわ〜これ普通に怖いね〜;」
「僕もアオイ兄にくっつこうかな…;」
「怖いのなら見なきゃいいのに…」残りの兄弟もいるが、ユイ君はマイペースに自室で寝ている。
ちなみに、この騒動…カナタとハズミ君のどちらが怖がりかという根性試しだ。「ふぎゃーー!;まっまだまだーー!!;あ”−!やっぱ怖いですーー!!;」
「うぎゃー!誰だーっ度胸試しなんてしようって言い出したのーっ!!;ア”−!無理無理無理ー!!;」両者ぷるぷるの為、これは確実ドローゲームだ。
SSその27(IFというか、ふと思いついただけのネタ。)
レン君が風邪を引いた。
ハズミ君はバイトである。家事、特に料理をする人間が不在になった。(一日や二日掃除洗濯が出来なくても死なないが、料理は大事である。)
で、消去法で誰が晩御飯を作るかと熟考した結果…「レンさんへの特効薬に〜ケイさんにお見舞いに来てくださいっとメールを送信して〜…―――よし!ここは僕の出番ですね!」
無駄に携帯と中華鍋を装備したカナタが、そう宣言した。
「カナタ料理出来たっけ!?;」
「お菓子しか作ってるところ見たことないんだけど…;」
「失礼ですね〜普通に出来ますよー。やらないだけで。後、作るのはお粥かおじやなんで、中華鍋は雰囲気で持っただけですけど。」ざわつく五つ子(−2)。
というか、使わない中華鍋を出してくる所が、信頼出来ない所以だ。「………まあ、なんていうか…作ってる最中で、どうしてもネタに走りたくなっちゃうんですよねー?何か仕込みたくなるって言いますか…」
「ナナト!;今日は僕らが作ろうか!」
「うんっ頑張ろうね!!;」
SSその28(夏休み前の話。)
いつもと変わらぬ筈の教室…しかし、そこでは今まさに珍事件が発生していた。
「……………」
もくもくもくもく。
ガリガリガリガリ…『カ、カナタが真面目に授業受けてるよ…!』
『いつも半分は他の事してるのにっ…!』
『今日は雨か!?』兄弟らだけでなく、他のクラスメイトも同じ思いだったのか、その日の授業は凍て付いた時間と化していた…。
で、休み時間。
「カナタさ、さっきの時間真面目に授業受けてたけど何かあったの?;」
「え?いえ〜さっき夏休みのワーク配られたじゃないですか?面倒なんで即効終わらせようとしてるだけですよー?今年の夏は例年より遊び倒したいですし…」言っている今も、カナタはバリバリと問題を解いていた。
そして、その答えにクラス全体がほっとしたと言う…。
「まあ、終わればいいと思ってるだけなんで、合ってるかどうかはまた別問題ですけどね〜?」
「あっ!;ホントだ!ここ式は合ってるのにっ途中で+と−間違えてる!!;」そんな感じ。
SSその29(ふと思ったネタ。矛盾が出てきたら削除ぉ!>笑)
「そう言えば、カイルさんてルレンさんのライブとか見に行ったことあるんですか?」
「……………」ハズミさんは、代打のバイト先で見たとか見なかったとかなんですよ〜と言うカナタに、カイルは沈黙を持って答えた。
………よく見てみると、顔が少し赤くなっている。どうやら恥ずかしさを感じているらしい。「カイルさん?」
「…えっと、その…」え?え?これなんのフラグですか!?と、カナタからジワッと嫌な汗が流れる。(考え過ぎ)
ので、しつこく聞いてみた。「――その、ルレンさんが初めてライブをする時に…兄弟皆でこっそり行ったんだけど、その…(///)」
「どうしたんですか!?」
「……………ライブとか初めてで、人が多くて…;ドラムとか、音響とかっ…あんなに大きな音がするって思ってなかったから…っ!(真っ赤)」最初のバンドの段階でダウンしたらしい。(両手で耳を押さえて硬直したカイルを、慌ててユーリグさんが連れ出したとか連れ出さなかったとか…)
「…でもCDとかでは聞いてるから…(///)」←耳まで真っ赤
「そうなんですか〜♪」
その30(使おうと思って、使ってなかったような使ってたようなネタ。)
カナタの制服(短ラン)の謎。
それは、高校入学以前に遡る…。「新しい制服の試着か?」
「うん!」
「何か新しい制服って、少し緊張するね。。」
「一気に5着だもん…高かったよねぇ…」
「カナタは?着れた〜?」「〜〜〜〜〜」
ぷるぷるとカナタは1人怒りに震えていた。
「「「………ぷっ」」」
「誰です!今笑ったのーーー!?(怒)」そう。何故だか1人だけ、サイズが間違って届いていたらしく、ぶかぶかの学ランを着ている…。
「だってお前それ!!」
「どっかの懐かしのアニメで見たことあるよ!そんな感じの!!」
「笑っちゃダメだと思うけど、これは…!」
「がーーーー!!(怒)こんなものこうしてくれますーーー!!」ザクザクザクザクザク!!
「あ”−−−−!!このバカナタッ!!返品したらすむのにっ…!」
「勿体ない…」
「そっそんな肩パットのとこまで直して…!?」
「裾そんなに切っちゃダメだよ!?」
「僕が小さいんじゃないですーーッ!!学ランが大きいんですよ!!学ランなんてこうしてやります!こうしてこうーー!!(怒)」…こうして、改造短ランは作られたという…。