その41(今更ファイ●ボールを見ました)

 

「面白い動画教えてもらったんで、一緒に見ましょうー!」
「カイルなら留守だよ?」

ポキ。(勢いが折れた音)

「―――ルレンさん、一緒に見ましょうか?」
「僕でいいの?」

 

で、とりあえず観賞。

 

「地味にじわっと吹き出すんです…!」
「あはは…っ掛け合いが面白いね」

しかし、2分で終わる為になんとなく物足りない。

「……………」
「?」

 

〜10分後〜

「ただいま帰りまし…」

「貴方は口を挟まないで!」
「お嬢様!痛し痒しでございます!」

「Σ!?;」

ファイア●ールごっこ中。
…に、帰宅したユーリグさんが、ドロッセ●役を演じるルレンさんを見て、家庭崩壊の危機再びかと硬直したりした。

 

(ルレンさんならノってくれそうな気がして… 
ギャップ萌えがあるかも!と魔が差した話。 )

 

その42(銀山見物行ってきました。2月現在…雪が…凄かった、です…)

 

「カイルさんお土産ですー♪」
「どうしたの?」

小瓶に詰まった、綺麗な金銀の粒にカイルは目をしばたかせた。

「や〜…ふと銀山って盗掘出来ないものかと…ごふん!…どんな物かと思い立って行ってみたんですけど、坑道見るコースは狭いわ暗いわで断念…ごほっ、感動して、」
「…?;」

微妙に言葉の節々の怪しい単語が気になる。

「―――で、金銀錫掬い取り体験で、遊んで来た感じです♪ こう、砂金取りみたいで面白かったですよ♪」
「そうなんだ…」

ドジョウすくいのような動きを、感心したように見る。

「ピンポイントで金銀だけを狙ってみました☆」
「いっぱい取ったんだね」

体験コーナーの人は泣いたという。

 

(金銀錫は、他の砂やら石やらよりも比重が重いそうで、 
水中で振り回し続けると、最後にはプラザルのとっかかりにソレだけ残るという訳らしいです。
…本体は、テンションあがり過ぎで、思いっきり振り回した為、全部が飛んでいきました!>笑 
…平均くらいはとれましたよ?錫が殆どでしたけど☆)

 

その43

 

「ぎゃぁああああああっ!!;リクさんが僕のラストのスイカバーを食べましたぁああああああああああ!!;」

だいぶ蒸し暑くなってきた、デュナン家の居間でカナタの叫び声が上がった。

「え、これカナタのだったの?;ゴメン…」
「せめてメロンバーだったら許せたもののっ…!なんでスイカをチョイスですかっ!?」
「や、だって僕もスイカバーが好きだし;」
「はいはい、暑いのに喧嘩しない。 っていうか、カナタ…アイス箱買いするのやめてくれない?冷凍庫で嵩とってしょうがないんだけど…メロン味のだけ残るし。」
「スイカアイスが好きなんです!」
「あーもうっ!食べる分を食べる時に買ってくること!そしたら喧嘩にならないでしょうが!!」

「「ハズミ(さん)…主婦臭い(です)…」」
「メシ抜きにするよ?」

 

(たまにはリク君もおやつを奪い返すといいと思います>笑)

 

その44〜食の探求!その1〜

 

「はっ!ふと閃きました!」
「何を?」

夏の暑い日、カナタは唐突に思いついた。妄想とか何かそんなものを。

「カイルさんを部屋にご招待!その時にスッ…と出されるオシャレな飲み物!これは好感度ドーンですよ!」
「カナタだけ抜け駆け!?ズルイ!僕だってユーリグさんを部屋に呼びたいっ!」
「ええっと…どこから突っ込めばいい?」
「放っておいたらいいと思うよ」

「台所荒らさないでよねー」とのハズミ君の言葉を尻目に、カナタの調理実験は始まった。

「こう、ソーダの中に小さくて可愛い形をしたゼリーやら果物やらシャーベットやら入れましょう!」
「ハートとか星とかハートとかハート入れるヤツだよね!」

作成中…

「見た目はバッチリですね!」
「いや、案外沈むね…;」

試飲中…

「……グラスの底に氷と一緒に残っちゃって、ものっすごく食べ辛いです!」
「多分一気飲みしたからだと思うよ!?;」

 

没案になったという…。

 

 

その45〜食の探求!その2〜

 

「はっ!閃きましたよ!」
「今度は何!?」
「スルーする?」
「うん。」

殆ど、某モンスターアニメの猫の計画のような夢物語(?)に、リク君以外の兄弟は聞き流すことに決めた。だって暑いから。

「カイルさんを部屋にご招待!そこへ出されるアイスコーヒー!しかし飲んでも薄くならないコーヒー!よく見てみると氷自体がコーヒーだった!そんな気遣い紳士な僕にカイルさんの好感度はうなぎ上り!!」
「早速作ってみよう!!」

「コーヒー使い過ぎないでよ」とのハズミ君の言葉に(以下略)

作成後試飲。

「…薄くなるというか…味が混ざらないですね!」
「ていうか、コレコーヒーに入れてないからじゃない!?;牛乳に入れたよね!?」

夏はコーヒー牛乳です!とのカナタは明言したとかなんとか…。
無駄な時間が過ぎるデュナン家の夏であった。